MENU

冷え性とは?根本的な原因を知ることで、改善方法や対策が分かります!

冷え性とは、体の血流が悪くなり体を温める機能が低下してしまっている状態です。
健康な体の人は、体で発熱された温度を血液で体の隅々まで循環させて温めることが出来ます。
また、自律神経の機能も正常に働ているために、「熱かったら熱を出して体を冷やす」、「寒かったら熱を逃がさないようにして体を温める」、こういった働きによって常に体の温度を適切な状態に保つことで冷え性になることはありません。

 

ではどうすれば健康な体で冷え性を予防、改善することが出来るのでしょうか?冷え性の原因と改善するポイントは以下の通りです。

 

@ 運動で血流を上げて、熱を発生させて血を送る役目の筋肉を増やす
A 冷房などによる体にたまっている冷えと取る、冷やさない
B 体を冷やす食事に気を付け、温める食事をとる
C ストレスによる筋肉や血管の収縮を防ぐ
D 体を冷やすファッションに気を付ける

 

それでは、順番にみていきましょう!

運動で血流を上げて、熱を発生させて血を送る役目の筋肉を増やす

商品説明

冷え性は、一般的に女性に多く男性には少ないです。
それは、筋肉量の違いが大きく影響するからです。
体を温める役目として、筋肉は、「熱を作り出す発熱工場」の役割と、温かい血液を体中におくって体を温める「ポンプ機能」の2つがあります。
その為、筋肉の少ない女性は体が冷えやすいのです。
女性でも、スポーツ選手のように、しっかりトレーニングしている人には、筋肉が沢山あり血流もいいので、ほとんど冷え性の人はいません。
私の知人は、大学の運動部のトレーナーをしていますが、女子学生でも、寒がりな選手はほとんどいないそうです。
日ごろから運動を行って、血液の循環を良くして筋肉の量を少しでも増やすようにすることは、冷え性の治し方として効果があります。
アスリートのように美しく引き締まった体になれば、体の隅々まで温かい血が流れて、体が冷える心配もありません。

 

お勧めなのは、筋肉量の多い下半身を使う運動です。
上半身は、内臓などの占める面積が多く、筋肉の量は少ないのです。
ランニングサイクリングペース早めのウォーキングなどは、下半身の筋肉にしっかり刺激が入り血流が上がります。
運動は、継続しないとすぐにトレーニング効果がもとに戻ってしまうので、生活のリズムの中にうまく取り入れて、継続的に行ってください。


冷房などによる体にたまっている冷えと取る、冷やさない

商品説明

冷房設備が当たり前にある現代社会では、毎日体は冷やされています。
体に冷えた冷気は、どんどん蓄積されていきま、冷え性の原因になります。
とくに夏場の冷房に要注意!
外は汗をかくほど暑いのに、社内はクーラーでキンキン!
そんなときに体は、汗をかく為に毛穴が開き、熱を放出する為に筋肉や血管は拡張しています。そこへ冷房の冷気が当たると、寒さに無防備な体にドンドン冷気が入っていってしまいます。
汗は蒸発するときに体を冷やしますから、体に一気に入ってくる冷房の冷気と汗の「冷えのダブルパンチはとっても強力です。また、会社だけでなく、電車、バス、レストラン、百貨店、・・・・夏は、怖い冷房の効いた場所が沢山あります。
外で移動するうちに汗をかいて、それらに入るとダブルパンチで冷やされる・・・・・!
冷え性を改善・予防するには、誰もが寒さに気を配る冬の寒さよりも、むしろ夏の冷房の寒さのほうが注意が必要なんです。

 

対応策として、汗をかいたら冷房に当たる前にハンカチなどですぐに拭く。
冷房を直接体にあてないように、寒く感じる前にカーディガンを羽織ったり、ひざ掛けをかけたりする。
ミニスカートやサンダルなど、体を冷やす服装はしない。
または、ストッキング、スパッツ、靴下などで冷気を防ぐ。
足湯や腰湯などで体を真からゆっくり温める。
眠るときに腹巻をする。

 

上記のようなことをして冷房から体を守り、体を温めてあげましょう。
普段から、体を冷気から守るよう注意することが、冷え性の改善に大事です。

 


体を冷やす食事に気を付け、温める食事をとる

商品説明

食事には、体を温める食事と、体を冷やす食事があります。
体を温める食事は、とーがらしなどのスパイス類、カロリーの高い食事、温度の温かい食事、などがあります。
冷え性の改善や対策として、食事はすごく大切です!

 

アツアツのラーメンやカレー、とーがらしの入った辛い料理などを食べると、体がほてって汗が出ますよね?
また、寒い地方で取れるものや、冬が旬のもの、土の中で育つ作物は体を温めます。
例として、生姜やねぎ、イモ類、などは体が温まります。

 

食事は、体を温めるのに即効性のある方法です。
体を温める食事をして、体をポカポカにしましょう!

 

逆に体を冷やす食事は、冷たい飲み物、冷たい食べ物、カロリーの低い食事、暑い地方や暑い季節に取れる作物、ながあります。
これらは冷え性の原因となってしまうので、普段から食べ物には注意が必要です。

 

以外なのが夏野菜フルーツが体を冷やしてしまうことです。
女性は、美容の為に生野菜のサラダや、フルーツジュースなど好きな人は多いと思います。
でも、その生野菜やフルーツジュースは要注意!
夏野菜のきゅうりやトマト、レタスなど、南国産のフルーツなどは、体を冷やしてしまいます。
サラダではなくて、温野菜やスープにして温かい状態で食べたり、トロピカルフルーツは控えるようにしましょう。

 

具体的な食品の一覧やお勧め料理はこちら⇒お勧めの食品や料理


ストレスによる筋肉や血管の収縮を防ぐ

商品説明

ストレスを受けると交感神経が優位になり、体はギュッと固まって、筋肉や血管が収縮してしまいます。
そうすると、血流が悪くなってしまうので、体が冷えてしまう原因になってしまいます。

 

ストレスを減らして、体をリラックスさせて温かい血液の循環をよくすることは、冷え性を改善する上で非常に大事なことです。
現代社会では、毎日何かしらストレスを感じることは少なくありません。
近年では、この「ストレス性の冷え」の人が増えています。

 

さらに、強いストレスを感じたり、冷暖房の影響で、体の自然な温度調整機能のコントロールをしている、自律神経が正しく機能しなくなってしまう場合があります。
冷えによる症状で病院へいくと、自律神経失調症と診断されるケースが非常に多いです。
冷え性の対策として、嫌なことや大変なことがあってストレスを感じたら、気分転換して、ストレスを発散させましょう。

 

ぬるめのお湯にゆっくり入る「腰湯」は、ストレス解消や体を真から温めるのにとってもオススメです。 

 

体の温度調節機能の詳しい解説はこちら⇒自律神経失調症について
効果的な入浴法の記事はこちら⇒腰湯でゆったり温まろう


体を冷やすファッションに気を付ける

商品説明

女性の場合、体を冷やすファッションに注意してください。
ミニスカートやサンダルは冷え性の女性の2大NGファッションです。
冷気は、足腰から入りやすいので、足腰の肌を出さないように、夏でも注意してください。
夏には、絹のスパッツや絹の靴下がお勧めです。
絹は、汗を吸い取り、すぐに乾き、匂いも残らない、冷えを治すのに最高の素材です。
夏でも絹なら不思議と暑苦しくないので、ぜひ試してみてください。


末端冷え性とは?

末端冷え性とは、体の血流が悪くなって手足まで体を温める血液が十分に流れずに、体の末端部分が冷えている状態です。
また、体の中心部が冷えていると熱を大切な臓器がある中心部へ集めようと働く為、さらに手先が冷えてしまいます。

 

末端冷え性では、たんに手足が冷えているだけでなく、内臓や体の中心部が冷えているのです。体が冷えると、体内の熱を逃がさないようにするために、血管が収縮してしまい、さらに血流が悪くなります。
末端冷え性を治す為には、血流を改善して、手先だけを温めるのではなく、体全体を温める必要があります。

このページの先頭へ